w-inds.のライブにしみじみ思うこと。

w-inds.のライブを観に日本武道館へ。

おもしろいくらい宇宙席だったけれど、プロジェクションマッピングの生えるステージだったので上からでもよく見えて十分だった。

私の今の熱量だったらそのくらい離れているほうが落ち着いて見れて、ちょうどいい。

昔は曲が流れ始めるとすぐに何の曲はわかったけれど、今はなかなか思い出せない曲も多くて、最後までよく分からない曲も当然あって。

前作からw-inds.(というか慶太)セルフプロデュースの曲を出し始めて、セルフプロデュースをし始めたころのDA PUMPを見ているようだった。

今までのものとはまるで違った曲で、今のw-inds.はこういう曲調がやりたいんだ、年齢も経歴も長くなってようやく自分たちのやりたいものができるようになったと感じると同時に、毎年ライブを観て感じていた「成長」がここ数年、個人的には「MOVE LIKE THIS」以降感じなくなっていたのは確か。

もういい大人だし、成長のさらに一歩いった段階になったのだとは思うけれど、ちょっと寂しい感じもした。

余裕と貫禄も出てきたからなのかな。

2003年にファンになって14年。近年は熱が冷めて、ついに卒業かとも思っていた。

そんな気持ちで行った2年前のデビュー15周年の両国国技館ライブ。

デビュー曲など懐かしい曲から最新の曲まで歌っている中で、こちらも走馬燈のように今までのライブの記憶とともに当時の思い出も蘇ってきて、このグループのライブに行かなくなったら、この記憶も感情も味わえなくなるのかと思ったら突然惜しい気持ちになって。

w-inds.のライブに行かないと味わえない感情、記憶があまりにも長く積もりすぎた。

行ける環境がある限り、足を運ぼうと思う。昔のように気負いすることもなく、気軽に身軽に。